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[対談]院長高見洋が語るヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸効果は持続する!?
同じ患者様を継続して見るからこそ分かる真実。

高見前田さんは、僕がよく「ヒアルロン酸は半年~1年で消えたりしない。もっと持続性がある」と言っているのを聞いていると思うんですが、それだけ持続していることが分かるのはどうしてだと思いますか?

前田ん? どうしてだろう……。症例数が多いから?あ。謎が解けましたよ!同じ患者様をずっと診ているから分かるんですね。

高見そうなんですよ(笑)。1回だけのお付き合いばかりだと絶対に分からないことですが、僕のクリニックにいらっしゃる患者様は長く継続して通われる方が多いので、5年、10年前に打ったヒアルロン酸の経過もしっかりと見ることができるんです。どの患者様もかなり持続していると思います。

前田そんなに持続するんですか!結構驚きですね。どのクリニックで取材しても、半年~1年というのが通説ではありますけど。でも確かに、私もヒアルロン酸注入の黎明期に何度も体験取材をやりましたけど、まだ残っているものもありますし、消滅してしまったものもある、という感じです。医師の技術力によるところも大きいのでしょうか?

高見ヒアルロン酸注入の接続性を確かめるには医師が自分の目で注入した部位を継続して見れることがいちばんだし、そのためには2回目以降も会ってもらえないとダメなんです。でも、初回の施術でかなりの満足感を得られないと2回目にお会いすることはまずない。だから、まずは初回にいらっしゃったときに、圧倒的な技術力で患者様をお迎えすることが第一条件なんです。これだけクリニックが乱立している世の中だから、技術力が高くないと選ばれないのは当たり前。そこに加えて、さっきもお話したようにカウンセリングや診察に時間をかけることが必要になるんですよね。もちろん、2回目だけでなく、3回目以降も来ていただかないとダメですが。

前田おっしゃる通りです。ちなみに、院長のところにいらっしゃる患者様はやはり継続的にメンテナンスをされる方が多いんですか?

高見僕のヒアルロン酸注入を受けた患者様は、ほぼ100%に近い確率でまたヒアルロン酸注入にいらっしゃいますよ。でもね、それは“同じ部位”に入れる“メンテナンス”ではないんです。

前田あれ?そうなんですか?確かに先ほどの院長のお話だと5年~10年も持続するわけだから、“メンテナンス”という言葉は正しくないかもしれませんね。ということは、別の部位を施術するためにいらっしゃるというわけですね。

目元が終わったら口周り。
同部位のメンテナンスではなく、顔全体をプロデュースする。

高見そうなんです。メンテナンスというと、「同じ部位でヒアルロン酸が抜けてしまったから、半年、1年後に再度同じ場所に注入しましょう」というニュアンスがあるでしょう?でも、僕の中では「ヒアルロン酸が1年でなくなる」というのは非常に稀であって、同じ部位に足し直すことはほとんどなく、「次の部位を施術する」という意味合いのほうが大きい。例えば、最初に目の周りを施術して、次に口周り、それから額、といった具合に施術エリアが変わっていきますね。そこまで信頼してもらうには技術的にも1回目で大いなる満足感を得てもらわないといけないし、「次もぜひやりたい」と患者様に思わせないと難しい。僕の意識としては、患者様の顔をプロデュースさせてもらっている感じかな(笑)。最終的には「顔中全部を施術させてもらえた」という関係が築けたら最高だと思いますよ。

前田でも「ココに入れたのに、少なくなっちゃったわ!もう1回入れて!」と言って来られる患者様もいらっしゃいませんか?(笑)

高見いらっしゃいますよ(笑)。でも、そのときはビフォアの写真を一緒に見ながら、患者様としっかりお話をするようにしています。人間の記憶はどんどん上書きされますし、見慣れてしまうと、前から“今の顔”だったような気がするものです(笑)。だからこそ、ビフォア写真を撮っておき、それをベースにお話をすることで患者様の納得感も高くなります。ヒアルロン酸が減ったように感じる可能性もあれば、体重の減少や加齢によりベースの肌自体が痩せてくるケースもある。その場合は同じ部位にヒアルロン酸を足すこともありますね。

前田なるほど。ちなみに、患者様はどのくらいの期間を空けていらっしゃる方が多いですか?

高見早ければ1カ月~2カ月くらい。このくらいで再度来院される患者様は結構多いですよ。

前田それは確かに早い!ということは、やはりメンテナンスというより、次を早くやりたいって思って来院されるんでしょうね。結果に満足しているからこそ、ですね。1回の施術でもしっかり信頼関係が築けるのは、やはり院長の技術あってこそ、なんでしょうね。

高見信頼関係を築くことももちろん大切なんですけど、僕は“満足し続けてもらうために医師そのものが努力する”ことがとても大事だと思っていて。同じ患者様を長く続けていくと必ずどこかで“不満足”は出てくるんです。何が不満なのかは人それぞれ違いますが、何がダメなのかをその都度判断する力は必須だと思いますよ。

前田それは患者様の知識が増えて、意識レベルが高くなっているということですか?

高見一般的に見て、ヒアルロン酸注入に対する知識が増えたというのは確かにあるでしょうね。でも、うちのクリニックにいらっしゃる方が特に意識レベルが高いというのもあります。実は、うちにいらっしゃる約半数は、他院でヒアルロン酸注入を受けたけど気に入らず、あるいは失敗して、ほかのクリニックで入れたものを分解するところからスタートするんです。

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